当社の外装機構設計は、以下の項目を主に配慮した設計をおこなっております。

• デザイナーとの調整力（イメージを変えずサイズや配置、機能を実現させる）
• 組立性（量産性）
• 分解性（サービス性）
• 金型成形性
• 操作性
• 信頼性
• ノイズ抑制（静電気、不要輻射、雑音）

設計可能主要部品

• プラスチック部品
• ゴム、エラストマー部品
• 板金プレス部品
• 非鉄部品（アルミ等）
• 金属ダイカスト部品

設計工程（プロセス）

デザイン調整	デザインデータに対し、部品配置や性能・強度・材料・二次加工の妥当性などを検討しデザイン意図が忠実に実現できるようデザイナーと調整します。
基本設計	3次元CADを使用し、外装 機構 電気部品の配置、構造を検討します。 求められる製品仕様、品質仕様に適合できるよう配慮した設計をおこないます。 成果物 ■組図（3D）　■部品表　■分解図　■基板外形図　■DFM
手造り試作	手造り業者様へ部品製作を発注、納品後、組立・評価・問題点の抽出をおこないます。問題が発見された場合は、設計修正をおこない金型製作へ進みます。 成果物 ■HMサンプル　■問題点LIST　■設計試験評価レポート ■問題点シート　■部品図面
起　型	発注する金型メーカー様と金型構造、成形で問題が発生しないよう3Dデータおよび部品図面を使用し綿密な打合せをおこないます。
成形立合	金型製作後、適正な形状および寸法で部品ができているか、成形不良が発生していないか、成形メーカーにて立合い確認をおこないます。
型物試作	試作成形された部品や基板などすべての部品を組立て、完成品試作をおこないます。ここでは、各部品レベルや組立、各試験評価で発生した問題に対し、原因を特定し対策を講じます。変更の必要な部品は部品メーカー様へ変更指示をおこない製品全体の品質を上げていきます。 成果物 ■金型変更・修正指示書　■部品変更指示書 ■問題点シート　■設計試験評価レポート
金型　部品検定	試作問題点の対策が完了したら、量産に向けて金型が問題ないか、成形 二次加工が問題ないか確認・承認をおこないます。すべて問題なければ部品量産に移行します。 成果物 ■金型検定書　■部品承認書　■最終組図（3D） ■最終部品図　■最終基板外形図　■最終分解図 ■最終部品表　■部品環境資料　■成形条件表
量産立合い	試作から量産に移行すると、様々な条件が変化することによる初期製造不良が発生する場合があります。そこで設計要因での問題が発生しているのかどうか立合いのもと確認します。発生した場合は速やかに対策を施し、初回出荷で不良製品が流出しないよう対応します。

設計ツール

設備